生粋のゲイで遊び人の主人公でも相手が見つからない。
それには訳があったのです。
主人公の前に現れた謎の男こそ鍵を握る存在だったのです。
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『エロトマニアックプレイ』1巻あらすじ
金持ちの高校の保険医である野田春樹は、ルックスが良く男にモテるということを自負しており、日々ナンパで知り合った男と遊んでいた。
その日もいつも通りにいきつけのバーへ行き、物色中、年下の男に誘われるが年上好きの春樹は断り、別の男性のもとへ行った。
しかし突然その日から、ナンパをしても失敗が続き、遊び相手が見つからなくなってしまう。
春樹は絶対に誰かが裏で糸を引いていると、イライラしながら車を走らせていると、バーで誘ってきた年下の男が勝手に春樹の車に乗ってきた。
その男、黒沢紫苑が春樹が連日ナンパに失敗していた原因だった。
紫苑が春樹が物色しようとしていた年上の男たちを先に誘っていたのだ。
春樹に嫌がらせをしているはずなのに、春樹はいきなり紫苑からキスされてしまう。
そのうえ、手錠と首輪をつけられ、愛してると言ってほしいと迫ってきた。
そしてタチである春樹は、そのまま車内で紫苑に無理やり掘られてしまい、あろうことか射精してしまった。
無理やりしたのにも関わらず、紫苑は春樹に愛してると言い、恐怖を感じた春樹は紫苑から逃げることに。
だが、その翌日に年上の男と遊ぼうとしていると、紫苑が再び現れ春樹のナンパを邪魔してきた。
春樹には何をされてもいいという紫苑に手酷くするも、紫苑は全く折れず、春樹は紫苑から逃げる日々を送ることになってしまった。
『エロトマニアックプレイ』1巻の感想
『エロトマニアックプレイ』1巻主人公の春樹の清々しさが魅力的
このマンガは表紙のイラストとあらすじを読んで面白そうだと思い、購入しました。
個人的に少し気味の悪い感じや怪しい感じのキャラクターが登場するストーリーが好きで、このマンガに登場する紫苑は正にそんなキャラクターだったので、気になってしまいました。
マンガを読んでみても、期待通りのキャラクターでした。
主人公の春樹はイケメンで自分のルックスと財産にかなりの自信を持っているところが、モテてしまい困ってうじうじしている感じの他の受キャラとは違い、清々しい感じがして好きでした。
また、紫苑に犯されストーカーされるようになった後も強気な態度が全く崩れないところも良かったです!
この性格であるために、春樹が登場するところは所々ギャグのような要素も入っています。
最近は、湿っぽい空気になるストーリーのものばかり読んでいたので、この作品はその息抜きなるようなキャラクターの春樹がいて、今の私にはちょうどいいキャラクターでした。
『エロトマニアックプレイ』1巻紫苑の気味が悪いキャラクターは不快感無し
一方の紫苑は、見た目は少し格好良い普通の男子なのですが、見事なまでに気持ち悪くて気味の悪いキャラクターでした。
春樹に執着する理由に対して異常すぎると思うところがあったり、ストーカーをするために仕組んだものや、その仕組んだもののお陰でどこにでも現れるというところが、もし現実に起こっていたらと考えると、かなり恐怖してしまうものでした。
ですので正直、最後まで紫苑は気味が悪いキャラクターからイメージが変わることはなかったです。
ですが、春樹への一途さは本当なので、最後まで読むと、少し可愛さも出てきます。
本当に春樹のことを心から愛していて、大切にしたいと思っているのに、それを変に拗らせてしまっているだけですので、気味の悪さは残っていても恐怖心は最後にはなくなりました。
何度も酷く突き放されても、めげずにここまで愛せるというのも逆に素晴らしいと思います。
そこも含めて、私にとっては紫苑も初めのほうに書いた通り、期待通りの気味が悪いキャラクターで良かったです!
この自信家の春樹とストーカーの紫苑のストーリーは、すでに書いたようなキャラクターなので、驚くような、笑ってしまうようなハプニングがいくつかあります。
そのおかげで、最後まで次の展開が気になってしまい、一気に読めてしまいました。
また、この作品にも登場する春樹の同僚とその恋人のマンガもあり、そちらは私はまだ読んでいないので、よりこの作品をおもしろく読むために購入してみようと思います。
最近暗いストーリーのものばかり読んでいた方や、キャラクターが気味が悪いけれども陰気なストーリーには一切ならないものを読みたいという方には、おすすめしたい作品です!
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*本文中の画像は「エロトマニアックプレイ」とは無関係です。
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