「高嶺の花は、散らされたい」の中にα(アルファ)とΩ(オメガ)という言葉が出てきます。
α→社会の頂点、優秀な遺伝子が他の性を圧倒し支配する、人口の5%に満たない。
Ω→社会的地位が低く生殖のための性とされ発情すると男でも妊娠出産できる。
という不思議な意味があるのでそれを頭に入れて漫画を読んで下さいね。
Contents
「高嶺の花は、散らされたい」上巻ネタバレ
カフェで働く人気店員でΩのハナは、カフェの常連客でαのイケメンフラワークリエーター、連雀に密かに想いを寄せている。
ハナは正社員昇格になる話をもらった日の夜、連雀の働くスタジオの前を通り寄り道をして帰るが、翌日体調が悪くなってしまう。
そのため仕事を早退するが、帰り道に26歳にして人生で初めてのヒート(発情)を迎えてしまった。
その場に居合わせた連雀に助けられ、そのまま連雀の家で抱かれてしまった。
その数日後に出勤すると、ハナが連雀の家に忘れてきたパンツを持って、連雀が仕事場に現れた。
さらに、そのままΩでヒート中だからという、秘密にしていたことをバラされ、無理やり早退させられてしまう。
連雀はそのままハナの家へハナを連れ帰った。
実はそうしたのは、そこでハナの秘密にしているものを探すという目的のためだった。
ハナの秘密は、連雀の使ったものを、ゴミでも何でも集めるということだった。
それを見つけた連雀はハナに、ハナとも誰とも番にはならないと告げる。
それでも初めてのヒートに戸惑うハナに世話をやき続ける連雀から、ハナは離れられない。
さらに、ハナの元にある人物が現れる。
連雀に想いを寄せ続けるハナと、強引だけど優しい連雀。気持ちが合いそうで合わない2人はどう進んでいくのか。
「高嶺の花は、散らされたい」上巻の感想
この作品は、表紙のイラストの美麗な絵に惹かれて買いました!
表紙を初めに見た時は、鮮やかな花がキャラクターを囲っていたので、華やかなお金持ちたちの話かな、と思っていたので、想像していた話とは少し違ったのですが、おもしろかったです!
「高嶺の花は、散らされたい」健気なΩカフェ店員と強引なαクリエーターの恋!
ハナが連雀に突き放されながらも、連雀を追い続ける姿が健気でした。
でも、見た目と違い、意外とハナが連雀を折れさせてしまう強気な姿勢があって、弱々しい感じだけではないので、そのような行動をとるハナが私はけっこう好きです!
また、セックスシーンで連雀にトロトロに惚れてしまうハナが可愛かったです……!
一方、連雀は大人の落ち着いた雰囲気が漂う、αと一目でわかるようなキャラクターでした。
さらに順調な人生を進んでいるようにも見えるのですが、どこかに影があり、それが何なのか気になりました。
この作品は上下巻で分けられており、この上巻では、連雀の秘密は何も明かされなかったので、下巻でわかるのではないかな、と思います。
この上巻にはハナの過去の話しが出てきたのですが、ちょっと重かったです。
私だったら、かなりのショックを受けてしまう経験だと思います。
いつも笑顔で必死なハナが、時々暗い表情を見せる理由がわかりました。
それでもハナは頑張っているので、余計にハナを応援したくなる気持ちが湧いてきました。
2人には無事にゴールインしてほしいです!
「高嶺の花は、散らされたい」気になるカフェでのシーン
2人のベッドシーンはフラットというよりは少し濃厚めで、エロかったのです。
ですが、イラストが繊細なタッチで描かれているので、全部美しく見えました!
私は特にハナの瞳が、イラストだけを見ると1番好きでした。
本当に細かく人物が描かれています。美麗です!
また、カフェのメニュー名がすごく長かったです。
毎回注文シーンはちょっと笑えてしまうので、私の好きなシーンの1つです!
ハナが注文を間違えるというシーンがあるのですが、名前が長すぎるので、どこが間違っているのかわからなくて、一コマ戻ってメニュー名を読み直したりすることもありました。
よくこんなに長い名前が思いつくな、と思います。実際のカフェであんなに長い名前が出てきたら、覚えきれないです!
略したりしないハナが完璧な店員さんだと思いました。
上巻の途中から登場したハナを知る人物が加わって(上巻で正体は明かされます)、このあとどう展開し、そして連雀との関係がどのような方向に進んでいくのか、下巻も楽しみです!
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