直純と智紀の恋の行方は?
両想いなのにすれ違う二人。
エッチはするのですが、二人が本当のラブラブになるまでにはいかないのは何故?
Contents
「灰かぶりコンプレックス」3巻あらすじ
智紀は直純にハニーと呼ばれ、自分が直純にとって恋人になったのかと悩んでいたが、叶に冷静になれと諭される。
二週間も直純に会えずモンモンとしていたある日、会社帰りに車に乗ったミチルに出会い、家まで送るからと車に乗せてもらうことになる。
ミチルは智紀に綺麗な夜景を見せ、ラーメンを食べに行き、デートを楽しんでいた。
その時、智紀のスマホに直純からの着信が。
その電話にミチルが出て、デート中だからと切ってしまう。
悲しむ智紀だったがミチルは直純を羨ましがらせようと言うのだ。
ラーメンを食べ終えた智紀はルンルンで家に帰ると、玄関の前でイライラした直純が待っていた。
驚く智紀に中で話そうと鍵を開けさせ家に入る。
すると嫉妬丸出しの直純が智紀に壁ドンし、そのまま口を塞がれてしまう。
智紀の体は直純に反応してしまう。
直純にそれを指摘される智紀は恥ずかしいがるも、そのまま玄関で直純に抱かれるのだった。
休みの日、智紀は直純がいつ家にきてもいいようにと部屋を掃除していた。
そして直純をどうやって誘えばいいのかと考えていた。
直純は車の中でミチルとメッセージのやり取りをしていた。
智紀はもうファックバディじゃないとミチルにメッセージを送るも、そんなことは関係ない、僕は僕で誘うと返されムッとする直純は、車の行き先を智紀の家へ変更するのだった。
「灰かぶりコンプレックス」3巻感想
「灰かぶりコンプレックス」智紀には伝わらない直純の言葉
智紀のいつまでも直純の言葉をストレートにとらえないことから二人の気持ちのすれ違いが始まるのだけど、あのセレブパーティーに連れていかれたら住む世界が違うと思っても仕方がないと思います。
でも花火をバックに言われた告白が素敵でした!王子様直純にピッタリすぎました。
叶やミチルに見せている直純の顔が智紀の前では全然違うので叶やミチルが智紀の事を心配する気持ちもわかるけど、智紀の気持ちが加速しそうになった絶妙のタイミングで二人が声をかけてくるからストーリーがとても面白くなっているなと思いました。
そして直純のストレートのように聞こえるけどストレートじゃない言い回しが恋愛初めての智紀の気持ちをぐちゃぐちゃにしているところが面白かったです。
本を読んでいると直純の好きという気持ちがとっても現れているのに智紀は全く気づかない。
直純がめちゃくちゃ嫉妬しているのに智紀にはわからない。
読んでいて智紀に教えてあげたくなりました。
直純は心の中ではたくさん愛情表現の言葉を囁いているし、表情でも愛情を感じるけど、智紀に対してはいつも優しいから智紀は気づかないのかな、それとも恋愛初心者だかなとか思いました。
智紀はストレートに好きという気持ちをしっかり言葉にするから、嫉妬にかられた直純を安心させたり、直純が自分のペースで進めていても思いもよらない智紀の言葉に愛おしさを感じていて智紀の気持ちの確認をいつもしているなと思い、本当に智紀は直純を救う王子様だ!と思いました。
「灰かぶりコンプレックス」直純の人事異動で遠距離恋愛?
直純がデートに仕事で行けず、ミチルが代わりに行って智紀とデートしたときの直純が、会社のオフィスで自分が世界一かわいいという自覚をするべきだと怒るシーンで、いやいや冷静になれ、世界一はいい過ぎだと一人でぐるぐるしているのは、直純も初恋で振り回されてると笑えました。
そしてやっぱり最後がよかったです。
直純が異動してしまうと落ち込んでいるのに、栄転だお祝いしないとと、必死で隠して、遠距離でも頑張るというのを出している智紀がとても健気で可愛かったです!
そしてやっぱり直純はそんな智紀にやられてしまって、とうとうストレートな言葉で智紀に気持ちを伝えるところが最高によかったです。
I love youと言った直純に智紀の返事がミートゥーとカタカナで書かれていたのが片言の英語で必死に返事をしているというのが出ていて面白かったし、暖かい気持ちになりました。
そしてエッチが終わって少し会話をするのですが、心の中の言葉が二人ともちぐはぐで、ん?これはうまくいったのか?と思わせました。二人が本当のラブラブになるのはいつなのかこの続きがとても気になります!
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*本文中の画像は「灰かぶりコンプレックス」とは無関係です。
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