智紀は直純に口でするよう強要され子犬のように従順に言われた通りの行為を。
直純に対していつも一生懸命で前向きに頑張る智紀がとても健気です。
二人の仲は進展するのでしょうか?
今後が楽しみです。
「灰かぶりコンプレックス」2巻ネタバレ
直純のファックバディになった智紀は、その事を叶にセフレだと指摘される。
智紀はファックバディの意味はわからず関係が続くならとOKをしていた。
叶に喜んでいないと告げ、恋人になれないということを自覚するも、奇跡が起こるかもと前向きに考える智紀。
一方直純はミチルに智紀との関係を話し、智紀の熱意に応えたのだと余裕の笑みを浮かべる。
しかしミチルから「人の気持ちは変わるもの、意地悪ばかりしてたら嫌われる」と言われる。
智紀は直純からの呼び出しが来るのを期待し待っていたが、連絡が来ず落ち込んでいた。
そして直純に会いたいと思うも、セフレの自分からは連絡をしてはいけないと思い悩んでいた。
そこへ直純からの呼び出しが来る。
慌ててタクシーで直純の家へ向かう。
“素直な智紀”
緊張でガチガチなっている智紀はセフレは何をすればいいのかと直純に尋ね、セックスだと言われ顔を真っ赤にする。
そして口ですることを要求され、素直に応じる智紀。
智紀は初めての行為に、直純が良くなることだけを考え頑張る。
その姿に直純は智紀を子犬みたいだと考えるもかわいく思う。
直純がもういいと口を離すよう言うが、もう少しと頑張る智紀。
するとその瞬間直純はイッてしまい、智紀の顔にかけてしまう。
途中でイッてしまったことに驚く直純は、智紀を帰して不覚と頭を抱えるのだった。
「灰かぶりコンプレックス」2巻感想
「灰かぶりコンプレックス」智紀に心が動く直純
直純が智紀のかわいさにどんどん調子を狂わされていくのがとても面白かったです。
またミチルから見たら直純が智紀に惹かれているのがわかり、チクチクといじめているのが好きでした。
一番最後のそれが恋だよナオ☆byミチルというのがミチルの表情はわからないけど想像できたのでよかっです。
“可愛い直純”
本当に人を好きになったことがないから自分の気持ちにも鈍感になってしまっていたのかもしれないけれど、手のひらで智紀を転がしているつもりで本当は智紀の可愛らしさに踊らされている直純がかわいかったです。
直純は自分は智紀が求めるからそれに付き合っているだけという態度をとっているのに、家に押し掛けてみたり、北海道まで会いに行ったり、行動ではもう智紀が好きですと表しているのに直純も智紀もから回っていて、でも二人がちょっとずつ近づいていってるのが読んでいて嬉しくなりました。
直純の表情で恋していたって気づいたのかなとか、自分の言動を指摘され動揺する姿に早く智紀を好きだと認めちゃえと読みながら思えたので、どんどん話に引き込まれていきました。
特に北海道まで智紀に会いに行くのに自分の気持ちに気付かず振られてしまうシーンでは、まだわからんのか!とツッコミを入れてしまいました。
「灰かぶりコンプレックス」智紀の純な心に感動
智紀は、自分が好かれているなんて微塵も思っておらず、直純に対していつも一生懸命で前向きに頑張る姿がとても魅力的でした。
あんなに好きという気持ちを言葉だけじゃなく全身で表現されるとたまらないだろうなと思いました。
他にも叶と智紀のシーンもほんわかしていてとてもよかったです。
特にまたコルギを一緒にするかと聞かれて「いや多分ねぇな、ごめんね」「うん、わかってた。」という会話が後ろ姿で書かれているところが気に入りました。
二人の声のトーンとかも想像できて笑えました。
北海道で直純を智紀が追いかけて行くシーンでは直純が智紀に対して本当に優しい笑顔を見せていてとても素敵でしたし、直純の言う英語に意味がわからないけど頷き受け入れる智紀が最高にかわいかったです。
そして、この本で一番楽しみなのはカバーの中に書いてある漫画です。
叶の言葉にだんだん顔が歪んでいき、最後は涙を流す。
それを見て慌てる叶が一生懸命フォローして、いがったぁと方言で言うのがとても面白かったし、智紀らしさがめちゃくちゃ出ていてとても気に入りました。
二人は両想いになったけど、智紀はちゃんと理解しているのかなと思うので、この続きがとても気になりました!
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