「東オトコ京オトコ」上巻ネタバレと感想

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東京と京都の土地柄が時々垣間見れてなるほどと納得しながら読み進めました。

 

京都男が、千葉男の優しさにふれ、戸惑いながらも、仲良くなっていきますが言葉のニュアンスの相違から、勘違いの連続でしっくりいかないこともあります。

 

でもお互い惹かれ合っているので、早くお互いの思いが通じればいいのになあと思いながら上巻を読み終えました。

 

「東オトコ京オトコ」上巻ネタバレ

東オトコ京オトコ

東京から京都へ転勤してきた相馬は、住む場所を叔母にお願いしていたのですが手違いで契約できず住む処を無くしてしまいます。

 

ホテル住まいをしていましたがお金もかかると悩んでいると、会社の同僚藤原から友達のお母さんが海外へ短期移住している2年間家を貸したいと借りてくれる人を探していると言われます。

 

“相馬と周の出会い”

相馬は喜んで借りることを決めるのですが、入居当日家へ向かっていると向いからアロハシャツを着たサングラスをかけた男がやってきます。

 

家の前で立ち止まると「うちに何か?」と声を掛けられます。

 

なんと大家の息子周でした。

 

周は家を貸すことを知らされず、実家に住むつもりで帰ってきたのでした。

 

 

大家の母と電話で揉めている話を聞きながら、周が東京の仕事を辞めて帰ってきことなど状況を把握していきます。

 

そして相馬から話がしたいと周に持ち掛けこの家をシェアすることを提案します。

 

周は気乗りはしませんが相馬の「お互いお金大事でしょ?」の言葉に渋々同居することを了承します。

 

周と家を同居することになったと藤原に伝えた相馬は周が小さい頃は引っ込み思案で人見知りだったと聞かされます。

 

しかし相馬はコミュ高だからどうにかなると余裕の顔を見せます。コミュ高爽やか男と人見知り塩対応男の同居生活はどうなるのでしょう?

 

「東オトコ京オトコ」上巻の感想

東オトコ京オトコ

 

「東オトコ京オトコ」周君と相馬君の関係

 

“周君の魅力”

周君のいつも見せている細い目が、ときめいた時や恥ずかしかった時に大きくなるところが好きです。

 

いつも塩対応で冷たい感じがするけど、本当は傷つきやすくてトトロン好きの可愛い性格が気に入りました。

 

最初出てきたときは頑固で、自分は自分というタイプなのかなと思って読み進めていたら、結構感情が表情や態度に出ていて可愛らしいなとキャラにはまってしまいました。

 

心が強そうに見えて一人で思い詰めていたりと、とても繊細な性格なんだと思いました。

 

そしていつもはつんつんしているのに実はいい子いい子されるのが好きなのかなと思いながら読んでしました。

 

次に相馬君は気づかないうちに周君の魅力にどんどん引き込まれていくのが面白かったです。

 

無自覚に相馬君を魅了していく周君の図が最高です。

 

トトロンに涙を流している周君や、良かったと笑顔を見せる周君、面白いほど相馬君のツボを付いてきていて笑えました。

 

そして周君へとトトロンの人形を部屋の前に置いていたシーンではトトロンの人形をもらった周君の反応はどうなのかと影から見ていて可愛かったです。

 

そのときのトトロンを抱きしめる周君、それを見てはまったと感じる相馬君二人の雰囲気が恋だ!と言う感じでとても気に入っています。

 

爽やかで絶対リア充だなと思わせる感じなのに本当に素直ないい子なのがきっと周君にもはまって心を許したのかなと思いました。

 

「東オトコ京オトコ」上巻の気になる終わり方

 

“主役以外の登場人物”

また二人の周りの人も面白くて気に入りました。

 

イトコの美穂ちゃん面白すぎです。

 

周君と二人で食事をしているシーンでは、周君の話にコロコロと表情が変わり、いい合いの手が入っていてすごくリズムがいい感じでした。

 

また工も周君に全く相手にされないのに心底周君を大事に思っていて、とても大好きなのが伝わってよかったです。

 

 

工の周君に対する愛情が素の周君を引き出していて二人はいいコンビだなと思いました。

 

また相馬君にとっては工の言葉で周君の魅力にはまっていってたように思うので工は敵に塩を送っていたのか?とも思いました。

 

最後の方では周君と相馬君がお互いをしっかり意識しあっていているシーンや、あの塩対応の周君が相馬君に心の内を見せていくところなんかがあってともて良かったです。

 

そして一番最後のシーンでは、セリフはほとんどないけど雰囲気が温かくとても好きです。

 

相馬君の周君対する気持ちがとても出ていたともいます。

 

そして周君のこの漫画一番大きなお目に「うそやん…」の一言最高でした。

 

下巻を横に置いて上巻を読まないと、と思うほどこの先の展開がどうなるのか気になる終わり方が良かったです!

 

 

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