かっこよくて小悪魔的ないキャラと可愛く純粋なキャラの恋はBLのよくあるパターンです。
「キミの撫で方躾け方」も典型的なBLのパターンですが、何故かマンネリを感ぜずに引き込まれてしまうものがあります。
言葉では説明しにくいのですが、読み進めていくとじわじわと作品に引き込まれていきます。
Contents
「キミの撫で方躾け方」あらすじ
彼女と別れたばかりの会社員の新谷野(にやの)は、ある夜ゲイバーで、王子様のような男にとろとろに甘やかされたいという妄想をしていた。
そこにたまたま来ていた、小金井という身長は低いが彼氏のころころ変わるバリタチの大学生のことが気になってしまった。
さらにその小金井は新谷野の視線に気づき話しかけてきた。
しかも、新谷野は自己紹介をする時に緊張しすぎてしまい、名前を「にゃあの」と言ってしまう。
そのため新谷野は小金井に「にゃーちゃん」と呼ばれるようになる。
その後から、新谷野は小金井のことばかり考え、アイドルのような存在として小金井を好きになっていた。
さらに、新谷野が引っ越した先が、小金井と同じマンションだったため、予期せずに小金井と再会した。
だが、小金井には彼氏だと思われる酔った男が一緒だった。
それでも小金井に優しくされ、新谷野は小金井に夢中になってしまう。
後日、小金井が新谷野の引越しの片付けを手伝ってもらうことになったのだが、その途中で新谷野が秘密にしていたものが見つかってしまった。
その後も何度も小金井と会い、新谷野は小金井に心もカラダも乱されていく。
ついに新谷野は小金井へずっと持っていた想いを本人へ伝えた。そして2人の距離はさらに近づくが……。
「キミの撫で方躾け方」感想
「キミの撫で方躾け方」攻と受のギャップが魅力
このマンガの表紙のイラストがキレイだったので、中身も気になって購入しました。
表紙のイラストを裏切らない、おしろい作品でした!
マンガを読んで初めに驚いたのが、攻が受よりも身長が小さいことです。
私のよく読むBLマンガは、攻の方が受よりも身長が高いことが多いので、驚きました。
ですが、小金井は可愛い見た目とは逆で、完全に攻キャラでした。
性格は誰にでも優しいところがあるのですが、誰にでも本気の恋をせずに手を出したり、普段長い前髪のせいで見えない目が前髪をかきあげたときに見える鋭い目など、小金井はギャップがたくさんある、魅力的なキャラクターです。
一方、主人公の新谷野はすぐにとろとろになってしまう、性格のかわいいキャラクターでした。
小金井に翻弄されてしまうところが、またかわいいです!
そのため読み進めていると、だんだん小金井が純粋な大人をおかしくしてしまう悪魔なのではないかと、私は思ってきてしまいました。
新谷野には幸せな恋を進んてほしいとも思いました。
「キミの撫で方躾け方」恋の展開にドキドキ
二人のストーリーには身体を重ねるシーンが何度かあるのですが、小金井が本気の恋をしないというところと、新谷野の純粋な性格が合わさって、ストーリーが進むごとに少しずつ切なくなってきます。
本人に想いを伝えて好きなのが小金井はわかっているに、小金井には誰か別の人がいる寂しさがいるという、主人公の新谷野には感情移入しやすかったです。
身体を重ねるシーンは濃厚で、小金井に身体をトロトロにされてしまう新谷野には、読んでいる方もどきどきさせられてしまいました。
さらに、このストーリーのどきどきさをこのマンガのイラストが加わることで増しています。
表紙と同じく中身も綺麗なイラストで描かれていました!
イラストを見てるだけでも楽しかったです。
またマンガのそれぞれの話の間に、4コマ漫画やイラストも入っているので、それを読むと、よりストーリーが面白くなりました。
後半に入ると、小金井の秘密も出てくるので、そこから少し話しの展開が変わってくるので、より面白くなってきます!
このマンガに登場した別のイケメン男性カップルの話しもあるようなので、そちらも読んでみたいと思います。
新谷野と小金井の恋の展開があまり読んだことのない感じの展開だったので、どきどきしたいストーリーを読みたいという方には、ぜひおすすめしたい作品です。
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